看護師の記録に残らない残業、いわゆるサービス残業が常態化しているところがあり、それが看護師のプライベートな時間や休養時間を圧迫しています。その結果、看護師に慢性的な疲労が残り、いろいろな弊害を生んでいます。妊娠中の看護師もその例外ではなく、日常的に切迫流産の危険にさらされているとも言えます。そんな大変な状況と折り合いがつかなくなった場合は、転職を考えるのもひとつの解決方法です。転職をするには事前に現状の問題点を把握した上で、それを解決する方向で新しい勤務先を選ぶようにしましょう。
看護師の残業は月平均30時間以上という調査結果がありますが、実態はそれより多いと予想されます。それは決まった始業時間より早く出勤することが常態化している「前残業」や、新人看護師を指導する時間や勉強会の準備、各種委員会活動、就業時間内に整理する時間がないカルテの整理など表面に表れにくいサービス残業がたくさんあると思われるからです。こういった残業の積み重ねが、慢性疲労の原因となり、それが常態化すると医療事故に繋がる危険もあるのです。この記事をチェック
看護師不足の現状では、誰か一人が欠勤しただけで、そのまま他の看護師の負担となります。また経費削減を進めている病院の場合は、外来患者に対応する看護師はパートで、交代勤務のある病棟看護師のみが少人数の正職員という場合もあります。いずれにしても、こういった状況がわかっていると、ちょっとした体調不良では休みづらいものです。妊娠している看護師も同様に考える人がいて、自分の体調が優れなくてもなかなか周りに言えず、無理して勤務を続けていて切迫流産となり、最悪のケースでは流産をする危険があります。この記事をチェック
看護師不足の加速が残業時間の増加要因となり、看護師の慢性疲労へ繋がり、妊娠中も通常勤務を続けていかなければならなかったりという弊害に起こっています。これが常態化すると看護師の負担は、リフレッシュやストレス発散では解決しないかもしれません。そんな場合は思い切って転職をするのも一つの解決方法かもしれません。転職する場合は、現状の問題点をしっかり分析して、それを解決できる職場を選択する必要があります。ただ現状から逃れたくて、よく考えずに転職するとまた転職を繰り返しかねないからです。この記事をチェック
どんな仕事でもストレスは貯まるものですが、看護師の場合は人の命が係わっているだけにその度合いは他の職業よりも高いかもしれません。でもストレスを貯めたまま仕事を続けることは百害あって一利なしです。ここでは私が知っている一般的なストレスの発散法をご紹介いたします。
看護師仲間でも「疲れた」「休みたい」というのが口癖だったりしますが、実に4人に3人は慢性疲労だという調査結果を見つけました。ほとんどの看護師が疲労感を抱えたまま仕事を続け、その先には「辞めたい」という気持ちを押し込んでいるのだと、改めて気づかされました。
看護師の給料が高いというのは一般的によく言われることですが、仕事の実情と見比べると決して高いと言えないのも事実です。その看護師の給与と手当の実態、構造について説明して、本当に看護師の給与は高いのか?それとも仕事に見合わず安いものなのかを検証していきます。
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私は手術室勤務の看護師です。病棟勤務の看護師とは別な意味で緊張感もあれば、残業もあって、疲れのたまる仕事をしています。でも、世間では手術室勤務の看護師は一般的ではないので、イメージしづらいかもしれません。本当は手術室看護師を目指してくれる人材を発掘するようなサイトを作りたかったのですが、それ以前に看護師全体が抱える人材不足やその結果としての慢性疲労の問題があるので、このサイトではそちらに焦点を絞っています。
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