看護師の過酷な職場環境や人材不足、慢性疲労の問題や妊娠中の勤務の問題など、様々な話題がネット上のコラムでもまとめられています。私の実体験を踏まえた上で、気になった記事を読みながら、看護師の現実の問題を考えてみました。特に看護師不足が引き起こす、慢性疲労の問題は、医療事故や妊娠中の看護師の流産にも発展しかねない問題なので、いろいろな面から考えています。そして、取り急ぎできるリフレッシュ方法やストレス解消方法なども紹介していこうと思っています。
看護師を増加される対策のひとつとして、資格を持っているのに現場を離れてしまった看護師(潜在看護師)を現場に復帰させるという考えがあります。看護師を辞めた人の理由は、職場が過酷で耐えられなかったという人もいますが、直接の理由としては、結婚や出産などの人生の転機に家事や子育てと看護師の仕事の両立ができなくて辞めたという人が多いのです。これらの人たちの中には機会があって、働く環境が整えば、看護師に復帰したいと考えている人もいるのです。この記事をチェック
看護師は慢性的疲労を抱えながら仕事をしていますが、そのままでは身体が持ちませんし、メンタルヘルス上も好ましいことではありません。疲労が常態化することは、医療事故の引き金となる危険をはらんでいるからです。疲労回復には、休養が一番ですが、十分に休養が取れない場合でも工夫次第で、短時間でもリフレッシュする方法があります。それは食べ物や飲み物で疲労を回復したり、お風呂で半身浴をして血行をよくしたり、適度の運動で筋肉をほぐしリラックスしたり、人とはちょっと違うマッサージの施術を受けたりする方法です。この記事をチェック
看護師の職場は人の命を救うというやりがいのある仕事ですが、妊娠中の看護師も通常業務を継続しなければいけない環境にあり、他人の命を救うために自分の中の新たな命を失う危険もあるという矛盾した事態が起こる場合もあります。本来であれば、そんな矛盾はあってはならないことなのです。しかし、現実には妊娠中の看護師本人が申請すべき夜勤免除や業務軽減を、病院側に申請しづらい環境であるため無理をして働いて、切迫流産や切迫早産の危険にさらされることが起こっているのです。この記事をチェック
どんな仕事でもストレスは貯まるものですが、看護師の場合は人の命が係わっているだけにその度合いは他の職業よりも高いかもしれません。でもストレスを貯めたまま仕事を続けることは百害あって一利なしです。ここでは私が知っている一般的なストレスの発散法をご紹介いたします。
看護師仲間でも「疲れた」「休みたい」というのが口癖だったりしますが、実に4人に3人は慢性疲労だという調査結果を見つけました。ほとんどの看護師が疲労感を抱えたまま仕事を続け、その先には「辞めたい」という気持ちを押し込んでいるのだと、改めて気づかされました。
看護師の給料が高いというのは一般的によく言われることですが、仕事の実情と見比べると決して高いと言えないのも事実です。その看護師の給与と手当の実態、構造について説明して、本当に看護師の給与は高いのか?それとも仕事に見合わず安いものなのかを検証していきます。
サイトについて
私は手術室勤務の看護師です。病棟勤務の看護師とは別な意味で緊張感もあれば、残業もあって、疲れのたまる仕事をしています。でも、世間では手術室勤務の看護師は一般的ではないので、イメージしづらいかもしれません。本当は手術室看護師を目指してくれる人材を発掘するようなサイトを作りたかったのですが、それ以前に看護師全体が抱える人材不足やその結果としての慢性疲労の問題があるので、このサイトではそちらに焦点を絞っています。
お問い合わせ
当サイトへのお問い合わせはこちらからお願いいたします。